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テクニカルGEO

SRPSの読み方と、技術ブリーフによる改善の進め方

SRPSは0〜100のAI対応度スコアであり、AIに引用される確率を予測するものではありません。重要なチェックは細部より重く扱われ、評価できない項目は減点せず対象外になります。ブロッカーの不合格は0点です。ドメインスコアは、各ページの結果とサイト全体のチェックを組み合わせた値です。

グルチェンコヴ マクシム(株式会社アプリ調味 代表取締役)

サイト監査は何を見るのか

SuparankuのAI計測では、AIアシスタントが自社をどのように紹介しているかを確認します。サイト監査は別の観点から、検索・取得システムが自社サイトへアクセスし、内容を解析できる状態かを調べます。ドメイン監査では、HTTPS、robots.txt、検索・取得ボットの許可、サイトマップ、hreflang、Organizationマークアップなどを確認します。ページ監査では、HTTPステータス、canonical、noindex、H1、タイトルとディスクリプション、構造化データ、更新情報、画像のalt、リンクの状態などを確認します。

この2つを組み合わせると、取得や解析を妨げる技術課題を特定できます。分かるのは対応状況であり、引用の予測ではありません。

SRPSスコアの読み方

各ページにはSRPS(0〜100のAI対応度スコア)が付きます。単純な項目達成率ではありません。タイトルの欠落は、画像サイズの欠落より重く扱われます。評価できないチェックは、減点ではなく対象外です。

スコア帯は信号機のようにお読みください。

低いスコアを読むときは、次の2点が解釈を変えます。

ドメインスコアは、各ページの平均ではありません。ページのスコアと、サイト全体でしか意味を持たないチェック(robots.txt、サイトマップ、apexとwwwの整合など)を組み合わせた値です。1ページを直すと少し動き、サイト全体の設定を直すと大きく動きます。

スコアが低くなる理由

実務上、低スコアの原因はいくつかに集約されます。

現在の手動確認項目には、Google・Bingでのインデックス状況やog:imageの目視確認があります。これらはSRPSの計算対象外です。「確認済み」にしてもスコアは変わりません。

技術ブリーフで直す

定型的な修正方法がある技術課題には、チェック結果から決定的に組み立てた実装手順が付きます。主な内容は次のとおりです。

実装手順は開発者へ渡したり、チケットや権限を持つエージェントへ共有したりできます。ただし、すべての課題に同じ形式のブリーフが付くわけではありません。回答カプセル、根拠の示し方、コンテンツの深さ・独自性など、文章の判断が必要な課題はオンデマンド生成を使います。情報表示や手動確認だけの項目もあります。修正後の監査で同じチェックが合格すれば、技術的な改善提案は自動で解決できます。

週次の習慣に

毎日フルクロールを実行する必要はありません。Freeでは最初の診断結果を確認でき、有料プランでは監査をスケジュールに沿って更新できます。詳細監査の枠は、優先度の高いページや、すでに引用が観測されているページへ配分します。ドメインSRPSでサイト全体の課題を確認し、各ページはブロッカー、アクセス、インデックス、構造の順に進めます。チェックが合格すればSRPSは上がります。AIがそのページを取得・引用するかは、別のスキャンで確認します。

参考・出典

  1. Google検索セントラル「構造化データマークアップの概要」
  2. Schema.org「Getting started with schema.org using Microdata / JSON-LD」
  3. Google検索セントラル「robots.txtの概要」
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