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計測と指標

無料AIブランド診断:オンデマンドPDFをデモで解説

Freeプランでは、ChatGPTとGoogle AI Overviewsの回答を5軸で分析し、最大1,000ページのサイト監査を行うAIブランド診断を1回利用できます。完了メールからダッシュボードの結果を確認し、必要なときに「概要」からPDFを生成します。スライド数と構成はデータによって変わり、カード登録は不要です。

グルチェンコヴ マクシム(株式会社アプリ調味 代表取締役)

本格的な診断を、無料で全員に

AIブランド診断を、どなたでも無料でご利用いただけるようになりました。1回だけの簡易質問ではなく、Freeプランの上限内でビジネスコンテキストの整理、2つのAIサービスでの計測、サイト監査まで実施します。登録時にカードは不要で、Freeは期限付きトライアルではありません。結果はダッシュボードに表示され、診断完了メールから確認できます。PDFは自動添付されず、「概要」画面から依頼したときに生成されます。

診断では、ChatGPTとGoogle AI Overviewsが定めた質問群にどう回答し、自社や競合をどのように紹介し、どの引用元を使ったかを確認します。これはAI Representation Management(ARM)の最初の計測です。ARMは、AIが伝えるブランド情報を管理するために、ビジネスコンテキスト、計測、PLAYBOOKの版を記録した改善提案、公開コンテンツ、追跡URL、再測定をつなぐ仕組みです。GEO・LLMO・AEO/AI集客は、この中で使う戦術です。

診断で行われること

「診断」の一言の裏では、複数の調査が並行して走ります。それぞれの深さは、後述のレポートでご確認いただけます。

  1. ドメインからビジネス情報を整理します。自社ドメインと、必要に応じて競合ドメインを入力します。システムがプロフィール、市場情報、表記ゆれ、トピック、質問を生成するため、確認用のトピック・プロンプト設定画面はありません。
  2. AIサービスを計測します。ChatGPTとGoogle AI Overviewsで、1つの質問とサービスの組み合わせにつき3サンプルを取得し、可視性、掲載順位、センチメント、競合、引用元を分析します。SparkToroは、同じブランド一覧が2回続けて返る確率を100分の1未満と報告しました。3サンプルは単発の揺らぎを抑えるための方向性ある指標であり、統計的有意性や因果関係を証明するものではありません。
  3. サイトを監査します。最大1,000ページをクロールし、robots制御、構造化データ、メタ情報、リンク、ページ構造を確認します。SRPSは0〜100のAI対応度スコアで、引用確率を表すものではありません。トップページの詳細監査では、Lighthouseによるラボ環境の性能も確認します。
  4. 改善提案を自動生成します。計測と監査の結果から優先度付きの改善提案を作成します。定型的な技術課題には実装手順が付く場合がありますが、コンテンツブリーフは対象の有料プランでオンデマンド生成します。Freeの月間コンテンツブリーフ枠は0件です。

以下では、架空ブランド「Mikazuki」のデモレポートをご紹介します。数値、ドメイン、競合はすべて架空で、実際のレポート構成を説明するためのサンプルです。ヘッダーの「Suparanku × Supasaito」はパートナー向けの共同ブランド表示です。

デモスライド1:全体像を1枚で

デモスライド1:レポートの表紙

デモスライド1:表紙。

表紙には、サイトの技術的な対応状況、ファネル段階別の可視性、競合との差をまとめています。計測に使ったAIサービス、トピック・質問・サンプル数、クロールページ数、競合、言及、引用元も同じ画面で確認できます。詳細を見る前に、計測範囲とデモブランドの現在地を把握するためのスライドです。

デモスライド8〜15:サイトの技術的な対応状況

サイト監査のブロックでは、ドメインとrobots制御、ページの技術チェック、構造とリンク切れ、ソーシャルプレビュー、トップページの性能を確認します。ここで分かるのは取得・解析への対応状況であり、引用の予測ではありません。

デモスライド14:トップページのLighthouseラボ性能

デモスライド14:Lighthouseによるトップページのラボ速度指標。

LCP・CLS・TBT・FCP・Speed Index・TTIをLighthouseのしきい値に照らして表示します。このデモではLCPとCLSが良好で、Total Blocking Timeが赤になっています。調査すべきメインスレッド処理があることを示すラボ診断です。実ユーザーのCore Web Vitalsとは異なるため、CrUXやRUMのフィールドデータもあわせて確認します。

デモスライド21:ファネル段階別の可視性

続いてAI可視性を確認します。診断で使う質問はファネル段階に分類され、可視性を段階ごとに集計します。

デモスライド21:ファネル段階別のAI可視性

デモスライド21:ファネル段階別の可視性と「指名/非指名クエリ」の内訳。

このデモでは、ブランド名を含む質問の可視性が50%、ブランド名を含まない質問では6%です。質問全体の92%が非指名であるため、改善提案ではこの差を調査対象として扱います。数値はMikazukiの架空データであり、一般的な傾向を示すものではありません。

デモスライド26:AIが使った引用元

デモスライド26:引用元とカテゴリー

デモスライド26:引用元の構成と上位ドメイン。

レポートには、回答で確認できた引用元の分類(企業サイト、自社サイト、ソーシャル、PR、レビュー)と、引用回数の多いドメインが表示されます。自社サイトをハイライトし、どの引用元が多く使われているかを確認できます。

デモスライド28〜29:競合と引用元の差

競合ブロックでは、トピックごとの言及率を比較します。

デモスライド28:トピック別の競合比較

デモスライド28:トピック別に、言及を含むAI回答の割合を比較。

トピックごとに、各ブランドが言及された回答の割合とポイント差を表示します。比較対象はブランド名を含まない質問です。

デモスライド29:競合の引用元

デモスライド29:各ブランドへの言及がページ上で確認できたドメイン。

こちらには、各競合への言及をページ上で確認できたドメインが並びます。競合と引用元の関係を調べる手掛かりにはなりますが、競合が優位な理由を証明するものではありません。同じ媒体へ掲載すれば自社の可視性が上がる、という因果関係も示していません。

デモスライド32:優先度付きの改善提案

デモスライド32:改善提案

デモスライド32:3領域の優先度付き改善提案。

レポートの最後には、コンテキスト、テクニカル、コンテンツの3領域から、優先度付きの改善提案を掲載します。全件は製品内の各キューで確認できます。改善提案は自動生成されますが、すべてに生成済みブリーフが付くわけではありません。定型的な技術課題には実装手順が付き、コンテンツブリーフは別途オンデマンドで生成します。

MCP対応クライアントからレポート情報を取得

SuparankuのMCPサーバーでは、対応する外部AIクライアントから、監査データ、指標、改善提案、レポート情報を取得できます。権限を満たす書き込み操作では、レポート生成の依頼や改善提案のステータス更新も可能です。ただし、利用可否は外部クライアントのMCP対応、外部サービス側のプラン・管理者設定に加え、Suparankuの会社設定、メンバー権限、認証情報のスコープ、クォータ、破壊的操作の制限によって決まります。MCPは現在の有料プランで利用できます。

レポートの受け取り方

  1. 無料登録:カードは不要です。
  2. 自社ドメインを入力し、必要に応じて競合ドメインを追加します。プロフィール、トピック、質問はシステムが生成します。
  3. 診断完了メールから、ダッシュボードの結果を確認します。
  4. 「概要」画面で「PDFをダウンロード」を選び、現在のデータからレポートを生成します。

レポートは、日本語、英語、ロシア語、イタリア語、韓国語、スペイン語、ドイツ語、フランス語、ポルトガル語で生成できます。セクションと枚数はデータの有無によって変わります。本記事の番号はMikazukiのデモ専用で、実際のレポートでは番号が変わったり、該当セクションが省略されたりします。

成果についての正直な話

この診断は成長を保証せず、数値の原因を断定するものでもありません。現在地を記録し、取り組む課題を整理します。有料プランでは定期スキャンとオンデマンドのブリーフ枠を利用できます。公開作業は企業、支援会社、または権限を持つエージェントが担当し、その後の再測定は変化を観察するために行います。

参考・出典

  1. SparkToro(Rand Fishkin)「AIs are highly inconsistent when recommending brands/products」
  2. web.dev「Why lab and field data can be different」
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