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冒頭のスライド
レポートの前半は、まだ自社についての記述ではありません。診断が何を測るのか、そしてなぜ測るのかを説明する部分です。
冒頭のスライドとは
表紙の後に、誰のレポートでも同一のスライドがいくつか続きます。診断が扱う問題を提示する部分です。人はAIアシスタントにどの業者を選ぶべきか尋ね、アシスタントは情報源をもとに答える。そしてそのやり取りは、自社のアクセス解析には一切現れない。
これらが置かれているのは、レポートがAI可視性について最初に読む文書になることが多いからです。これがないと、後半のデータのスライドに枠組みがありません。
ここには自社ブランドの測定値は含まれません。主題をすでに知っているなら読み飛ばして構いません。診断結果によって内容が変わる箇所はありません。
スライドごとの内容
新しい最初の接点。 冒頭の論点です。購買の意思決定は、いまやチャット画面から始まります。あわせて市場統計が3つ載り、それぞれ番号付きの脚注として出典と日付がスライド下部に記載されます。この脚注が要点です。自社の測定ではなく公開された調査であり、確認できます。
会話のサンプル。 買い手がアシスタントにどの業者を選ぶか尋ね、アシスタントが候補リストを返す様子を模したチャットです。
もっとも誤読されるスライドです。ここに出てくる企業は架空であり、順位も架空です。示しているのは、測定対象の形——候補リストを含む回答と、そこに自社が入っているかどうか——です。自社版はレポートのずっと後ろにあります。
AIの影響はどう働くか。 3つの層——言及されること、引用されること、流入を得ること——と、従来のアクセス解析には3つ目しか見えないという指摘です。レポートが言及と引用を訪問とは別に測るのは、このためです。
これは一度きりではない。 一度ではなく繰り返し測る理由です。自社について公開される内容が変われば、アシスタントの語る内容も変わります。
AIクローラーには何が見えているか。 アシスタントがそもそもどうやってウェブサイトに到達するか。どんなボットが存在し、何が許可されていて、なぜブロックされていても通常のアクセス解析では見えないのか。このスライドは、次のスライドから始まる自社のサイト監査に直接つながります。
補足 「サンプル画面のイメージです(実データではありません)」と記されたスライドは例示です。冒頭のブロックについて1つだけ覚えておくなら、これにしてください。架空の企業、架空の数値、そして本物の構造。
説明のスライドと自社データを見分ける
見分けやすい順に、3つの手がかりがあります。
- 自社のドメインかブランド名が載っているか。 どちらも出てこないなら、自社の話ではありません。
- 例示のラベルが付いているか。 明示されており、しかも誤解を招きやすいスライドに付いています。
- 公開調査への脚注参照が付いているか。 自社の数値に脚注は付きません。診断から出たものであり、その根拠は表紙にすでに書かれています。